茨城県立歴史館の「春の特別展 鹿島と香取」のⅡ期が、5月7日(日)までなので行ってきました。


今回の特別展では、鹿島神宮・香取神宮に伝来する貴重な社宝が展示されています。香取海(かとりのうみ)と呼ばれていた内海や利根川沿岸の歴史と文化などを知ることもできます。
入場券に印刷されている狛犬は、向かって左側が鹿島神宮の陶製狛犬(吽形/茨城県指定文化財)、右側が香取神宮の陶製狛犬(阿形/国指定重要文化財)です。

正門を入ると、左側にある瀟洒な建物が目に入ります。「旧水海道小学校本館」とのこと。中に入ることもでき、ピアノ室にはスタインウェイがあります。

本館に向かって歩いていくと、埴輪たちがお出迎えしてくれます。

歴史館の建物自体が美しく、本館のエントランスも素敵です!

本館の2階が常設展示で、特別展は1階で開催されています。まず、鹿島と香取の地形を知ることから順路がはじまります。
出陳一覧を見ると150以上の資料があり、古代から昭和30年あたりまでの、鹿島・香取の、地域の歴史や文化など知ることができる構成となっています。
写真撮影はNGなので画像はありませんが、「ムササビの埴輪」は初めて見ました。
国宝の「直刀」も展示されていました。
今回の特別展で、特に充実していると思ったのが、江戸時代に描かれた「鯰絵(なまずえ)」です。
鯰絵は、「当時の信仰や風俗、地震後の人びとの願望や精神状態などを読み解く貴重な資料」です。
令和4年度春の特別展 鹿島と香取. 編集 茨城県立博物館. 2023.2
今日5月5日、石川・能登地方で震度6強の地震が発生しました。東日本大震災が発生した当時を思い出しました。

本館内にある「カフェ ヒストリア」で、徳川将軍カフェラテとフロマージュをいただきました。
徳川将軍珈琲は、ひたちなか市に本店がある「サザコーヒー」さんと徳川慶喜公のひ孫にあたる方が、徳川慶喜公が味わっていたコーヒーの味を再現した商品のようです。
椅子に座ると、目の前にある池と噴水、そして、池の水の波紋が店内の天井にゆらゆらと反射する様子が、寛ぎのひとときを演出してくれます。池の反対側に見える埴輪の姿も愛らしいです。

ミュージアムショップで、図録と鯰絵がプリントされたクリアファイルを記念に購入しました。
来館者アンケートに回答したら、受付で特別展特製グッズをいただきました(1日数量限定、無くなり次第終了)。木のプレートに「香取大明神」、反対側に「鹿嶋大明神」と書かれています。
今回、鹿島神宮と香取神宮の関係や古代の地政学、高瀬舟や醤油など、地域の歴史と文化について知ることができました。特別展を企画してくださりありがとうございました。
茨城県立歴史館の次の企画展は「メノツケドコロⅡ-収蔵品の謎を解明せよ!-」会期:R5/6/3(土)~7/30(日)とのことです。休館日もありますので、茨城県立歴史館のwebサイトをチェックしてからお出かけください。


