もったいない…熱エネルギーの活用について

未来を描く

再生可能エネルギーといえば、太陽光発電や風力発電がすぐに思い浮かびますが、発電するほどのパワーはないため、あまり利用が進んでいない(捨てられている)エネルギーがあります。例えば、工場やゴミ処理場からでる、100度程度以下の温度の低い熱です。お湯を沸かすのに使うぐらいで、廃熱として捨てられています。

しかし、近年は、さまざまな素材が開発されていて、蓄熱(熱をためておける)ができる素材も開発されています。素材の価格は安価で、再利用ができ、吸湿もします。手間はかかりますが、コンテナに素材を入れて蓄熱し、備蓄しておけば、災害時に暖をとることができます。ビニールハウス栽培をする農家の方に安価で提供できれば、燃料費を削減することができます。カカオやコーヒーなど、気温が高い地域で生育する作物が、大規模に栽培できるようになる可能性もあります(まだ小規模ですが、コーヒーやバナナ栽培はできているようです)。新たな雇用の創出や人口流入、意図しなくても地域が注目される可能性もあります。また、カカオやコーヒーは、原産地での児童労働の問題がありますが、この世界的な社会問題の、解決の手助けができる可能性もあります。

多くの可能性を持つ、こんなにいいモノが既にあるのに、なぜ広く使われていないのだろう?という疑問がわくかもしれませんが、情報がつながっていないことが、大きな要因のひとつとしてあります。このほかにも新たな素材や技術は沢山あり、社会のデジタル化の実現が早くなれば、その分、早く解決できる社会問題があると言えるかと思います。

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