龍ケ崎市の「道の駅」について思ったこと①

牛久沼 地域

牛久沼の側に建設が予定されている、龍ケ崎市の「道の駅」について、先日、今後の方向性が公表されました。龍ケ崎市公式HPのトップページにある「道の駅整備事業の再検証(今後の方向性)【令和5年3月24日公表】」と書かれたバナーをクリック(タップ)すると、webページには、「地域振興施設(機能)を縮小した『道の駅』を整備します。」との記載があり、その事業費は、約12億7,600万円で、「市民の皆様には、事業に対するご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。」とあります。

上記のwebページから閲覧できる資料を見て、私が疑問に思ったことの一つが、国土交通省が「道の駅」の「2025年」の姿として目指している「3つの姿」が、事業内容に描かれていないことです。2025年に完了する事業ではないので、その先を見据えた事業内容なのかもしれませんが、事業内容が、一段階前のステージ2(現在は、ステージ3)に近いような印象を受けました。

先ず、「道の駅」とは何か、確認しておきたいと思います。国土交通省のHPを見ると、「道の駅」の目的と基本コンセプトは下記となっています。

○目的
•道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供
•地域の振興に寄与
○基本コンセプト
•休憩機能(24時間、無料で利用できる駐車場・トイレ)
•情報発信機能(道路情報、地域の観光情報、緊急医療情報などを提供)
•地域連携機能(文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設)

また、「道の駅」にはステージがあります。
•第1ステージ (1993年~)コンセプト:通過する道路利用者のサービス提供の場
•第2ステージ (2013年~)コンセプト:道の駅自体が目的地
•第3ステージ (2020~2025年)コンセプト:地方創生・観光を加速する拠点

第4ステージについては情報が見当たらず、分かりませんでした。

そして、国土交通省HPでは、「道の駅」が「2025年」に目指す「3つの姿」を、下記のように示しています。

1.「道の駅」を世界ブランドへ
2.新「防災道の駅」が全国の安心拠点に
3.あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに

3月24日に市役所のHPに公表された資料の中から、私は上記の姿を読み取ることはできませんでした。

国土交通省では、都道府県の地域防災計画等で、広域的な防災拠点に位置づけられている「道の駅」を、「防災道の駅」として選定し、防災拠点としての役割を果たすための、ハード・ソフト両面からの、重点的な支援を行うとしています。これを利用することはできないのだろうか?とも思いました。

老朽化した施設のリニューアルを機に、防災拠点を目指す「道の駅」もありますが、防災拠点としての認定は、敷地の広さなども関係することから、難しい場合があるようです。

長距離トラックの運転手さんは、休憩場所を探すのに苦労していると聞きます。また、2030年代には「空飛ぶクルマ」が普及するといわれています。もし、これから新たに「道の駅」をつくるのであれば、未来を見据えた事業内容を加えるのことや場所の再検討が必要なようにも思います。

どのような未来を望むのか、市民一人ひとりの多様な意見があると思います。市の規模等は違いますが、スマートシティの一環として「見守りカメラ」を導入して注目されている加古川市、市民活動が活発といわれる横浜市や浜松市などでも利用されている、インターネットを利用した住民参加型の合意形成プラットフォーム「Decidim(デシディム:我々で決めるという意味のカタルーニャ語)」を利用する(他のシステムでもよいです)などして、市民の多様な意見を集める仕組みも必要ではないかと思います

ブログを書いていて、ハーシュマンの『離脱・発言・忠誠』を思い出しました。後日、読み返したいと思います。

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